今回は、こんな疑問に答えていこうと思います。
結論から言うと、稼ぐ文章を書くためには、ベネフィットが重要です。
いろんなサイトを見ますが、ベネフィットをかける人って感覚的に50人に1人くらい。
逆に稼げるブロガーさんとか、ライターさんでベネフィットを意識してない人なんていないです。
それくらい大事なメリットとベネフィットの違いについて徹底解説していきます。
本記事の内容
・メリットとベネフィットの違い
・ベネフィットの作り方
・初心者の注意点
この記事の信頼性
しゅん
・コピーライティング歴1年
・SEOで1ページ目の記事を15記事以上
・書いた記事は50記事以上
・大学生ながらWebマーケティング会社でメイン事業の1つを任される
Contents
ベネフィットとは?
まず、ベネフィット(benefit)は、英語では「利益、ためになること」という意味です。
利益、ためになること、(…の)ためになって、(社会保障制度などによる)給付、手当、慈善興業、税の免除
マーケティングやライティングの場面でも、ベネフィットという言葉はよく耳にします。
「メリット」ではなく、「ベネフィット」を伝えろという風にも言われますよね。
利益を伝えるということは、どんなことなのかを言い表した有名な言葉があります。
ベネフィットを理解できる「ドリルの穴法則」
マーケティング界のドラッカーと称された、アメリカの学者レビットの著書『マーケティング発想法』では、こんなことが書かれています。
ドリルを買いに来た人が欲しいのは、ドリルではなく「穴」である。
これがベネフィットを一番コンパクトに説明したものです。
ドリルを買いに来た人は、何をするためにドリルが欲しいのでしょう?
間違いなく、ドリルで穴を開けるためです。
では、なぜ穴を開ける必要があるのか?
例えばこんな感じです。
・最近DIYにはまった
・家具を作るために穴を開けるドリルが欲しい
木材に穴を開けたいから、ドリルが欲しかったのだということがわかります。
つまり、自分の趣味を楽しむためにドリルが欲しかったのです。
そして、穴を開けられる道具の中でも、相手の目的に合ったものを紹介できれば、さらに買ってもらいやすくなります。
これをセールスライティングに入れると稼げる文章に。
稼げるベネフィットを入れた具体的なセールスライティングについては、あとで紹介します。
「ベネフィット」とは未来の体験
ドリルではなく、穴が欲しいということをさらに言い換えると、
「お客さんは、未来の体験を買っている」
ということです。
例えば、
- ドリルを買った未来→自分の趣味に没頭できる最高の未来が待っています。
- お気に入りの服を買った未来→自分らしさを表現できる嬉しさという未来。
- 高級ブランドを買った未来→自分がそれだけのお金を持っているというアピールができる未来。
などなど、お客さんが欲しい未来を示すことがベネフィットなのです。
一見カンタンそうに見えるベネフィットですが、ライティングで表現できる人は、数が少ないと言われます。
実際に僕が他のサイトをリサーチしてもそう感じます。
逆に、ベネフィットを伝えることができる人は、他の人に比べて何倍もの収入を手に入れて、自由な生活を送っている人が多いのです。
稼げないライターは、メリットばかり書いてしまいます。
メリットとは?
ベネフィットと近い言葉で、メリットという言葉があります。
メリット(merit)は、
(称賛に値する)価値、長所、取りえ、美点、手柄、勲功、功績、功労、(請求の)実態、本案
という意味で、一見ベネフィットとの違いがないようにも見えます。
もちろん2つには、明確な違いがあります。
そして、結論から言うと、メリットよりも、ベネフィットの方が伝えるのが難しく、セールスには効果的です。
2つの違いについて、カンタンに解説します。
「ベネフィット」と「メリット」の違いとは?
この2つの違いは、「商品の特徴」を言うか、「商品を使った後の体験」を言うかの違いです。
ベネフィットは、「未来の体験」を意味するので、メリットは「商品の特徴」のことです。
ベネフィットで出した、「ドリル」を例に考えてみましょう。
ドリルのメリットは、例えばこんな感じ。
・木材に穴を開けられる
・充電型の最新ドリル
・小型の軽量デザイン
商品の特徴を意味しているので、これでもないよりはマシ。
でも、ドリルに詳しくない人なら、これを言われてもよく分からんと思います。
実際、僕はドリル初心者なので、こんなメリット聞いても何もわかりません。多分ドリルが欲しかったとしても、この文章では絶対買いません。
これをベネフィットにするとこんな感じ。
ベネフィット
・木材に穴を開けられるので、DIYなどで時間を短縮することができます。また、削ったときに削りカスが飛びにくいので掃除も楽チン。
・最新の充電式なので、電源コードが届かない外での作業もスムーズに。
・小型の軽量デザインなので、女性の方が長時間作業をしても疲れません。
これならドリル欲しい人は買いたくなると思う。
少し工夫をするだけで、魅力の伝わり方が全く変わります。
セールスライティングなどで、上手いと言われる人は、「欲しい」と思う未来の体験を秀逸に伝えます。
ベネフィットはメリットから作る
ベネフィットが重要なら、メリットは必要ないのでは?
と思うかも知れませんが、それは違います。
なぜなら、ベネフィットはメリットからできるからです。
メリットである「商品の特徴」を、未来の体験に変えてあげると言うのが、ベネフィットを作るプロセスです。
難しいことを言っていそうですが、実はカンタン。
1つの質問に答えるだけです。
「このメリットは、相手にどんな未来を与えてくれるのか?」
この質問を考えるだけで、メリットがベネフィットに変わってくれます。
最初は難しいですが、稼げるライターになるための練習だと思って耐えましょう。
読者が知りたいのはベネフィット
ちなみに、読者が知りたいのはベネフィットです。
当たり前ですが、商品の特徴であるメリットを聞いても、「そうなんだー」くらいにしか思いません。
何かを買いたいと思った時は、それを使って得られる体験が欲しいんです。
でも、マンガを全部揃えたりしたいっていう、単なる物欲もあるのでは?
と思うかも知れませんが、それも未来の体験を欲しています。
マンガを全部揃えたいのは、
・マンガを揃えて、コレクション欲を満たした生活を手に入れたい
・全て手に入れられるくらい頑張ったという時間をもので見えるようにしたい
というベネフィットがあるのです。
繰り返しになりますが、ベネフィットを書くことで売り上げを増やしやすくなります。
ライティング初心者はメリットを伝えがち
ベネフィットは伝えるのが難しいです。
僕もライティングを1年以上やっていますが、最初の頃は全然できませんでした。
でも、意識して1年間やっていたら、それなりにできるようになりました。
おかげで、インターン先で任された事業の売り上げを5倍にできました。
初心者にとって、メリットを伝える方がカンタンなのですが、ベネフィットを伝えられるように意識しましょう。
それだけでも、平均以上の売り上げを出すライターになることができます。
まとめ
・メリットは「商品の特徴」
・ベネフィットは「未来の体験」
そして、読者が求めているのはベネフィットです。
ベネフィットがかけないセールスライターは普通です。
なので、書けるだけで上位のライターになりやすい。
本とかでも学べるので、ぜひ読んでみて自分に合うものを見つけてみるといいと思います。
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