今回はこんな疑問に答えていきます。
結論から言うと、ブログの収益をはじめとして、何かを売りたい時の文章にはPASONAの法則はかなり効果があります。
僕自身、セールスレターを書く時には、パソナの法則を使います。
僕が関わったプロジェクトでは、1億円程度の売り上げでしたが、100億円を稼いだと言うライターもいます。
ブログで使える最強の方程式「PASONAの法則」を使いこなして、売れる文章の法則をマスターしましょう。
記事の内容
- PASONAの法則の解説
- パソナの法則を使った具体例
- 新PASONAの法則
この記事の信頼性
しゅん
・コピーライティング歴1年
・SEOで1ページ目の記事を15記事以上
・書いた記事は50記事以上
・1億越えプロジェクトのレターを書いた経験アリ
・大学生ながらWebマーケティング会社でメイン事業の1つを任される
本で学びたい方は、PASONAの法則の発案者である神田さんの本を読んでみてください。
そもそもPASONAの法則(パソナの法則)とは?
PASONA(パソナ)の法則は、
PASONAの法則
P:Problem(問題)
A:Agitation(煽り)
SO:Solution(解決策)
N:Narrow down(絞り込む)
A:Action(行動)
これらの頭文字を取った、セールスコピーライティング定番の流れです。
コピーライターなら誰でも知っている定石なのですが、作ったのは日本一のトップマーケターの神田昌典さん。
PASONAの法則が有名なのは、セールスライティングにおいて絶大な効果があるからです。
PASONAの法則を使って文章を書くと、億越えプロモーションになることも少なくありません。
中には100億越えのサービスを記録したこともあるとか。
僕自身、PASONAの法則を使って、2億円いかないくらいのセールスレター作成に携わった事があります。
文章を書く人なら絶対に知っておきたい、無意識のうちに購入ボタンを押させてしまう禁断のテクニックです。
それでは、100億円以上を売り上げるパワーの文章を作るためのPASONA(パソナ)の法則を、具体的にみていきましょう。
【具体例アリ】PASONAの法則(パソナの法則)を徹底解剖
PASONA(パソナ)の法則1:Problem(読者の抱える問題の提示)
コピーライティングにおいて、キャッチコピーの次に大切なのが書き出しです。
キャッチコピーで興味を持った人に対して、本文を読んでもらうパイプ役になってくれます。
あまり知られていないのですが、書き出しを読み終えた読者は高確率で最後までレターを読んでくれます。
なんとか、書き出しを読ませて、本文を読んでもらうにはどうしたらいいのかという時に、PASONAの法則では、悩みにフォーカスをします。
例えば、速読の商材を売りたいとしましょう。
速読を学びたいという方の悩み、問題を提示します。
ポイント
あなたは、こんな悩みを抱えていませんか?
- 仕事で忙しくて本を読む時間がない、、、
- キャリアアップのために資格を取りたいけど勉強時間がない、、、
- 読むスピードがおそくて、1冊読み終える事ができない、、、
- 資料を読むのが遅くて同僚より仕事が遅い、、、
問題を提示することで、悩みにマッチした人は、「私のことだ!」と思いますよね。
「私のことだ」と思った人は、悩みを解決する方法を無意識のうちに探そうとします。
そして、人間は「何かを得たい」という欲よりも、「失いたくない・損をしたくない」という欲求の方が強いと呼ばれています。
(マーケティング用語では、このような心理のことをプロスペクト理論と読んだりもします。)
悩みはどちらかというと、ネガティブなものが多いですよね。
ネガティブな悩みは、何かを失いたくないという思いが潜在的にあります。
例えば、速読の例を使うと、、、
「仕事で忙しくて本を読む時間がない」
→自分のやりたい事をできる時間が奪われている
→自由時間を失いたくない
「読むスピードがおそくて、1冊読み終える事ができない」
→終わった後に得られるはずの知識が手に入らない(損)
→本を買ったお金がもったいない(損)
→時間をかけた意味がない(時間を失う)
などが考えられます。
正直、今まで紹介した要素を伝えられるなら、悩みである必要はありません。
ただし、確実に全ての要素を伝えられるのが「問題の提示」なのです。
次に、PASONAの法則の、「A:agitation(煽り)」をみていきましょう。
PASONA(パソナ)の法則2:Agitation(煽り)
相手が持っている悩み・痛みに対して、共感をします。
ポイント
自己投資で読書をしたいのに、忙しい現代のビジネスパーソンにとっては、自由に使える時間なんて、なかなか取れません。
そんな中で、キャリアアップのためには、資格を取る必要があると言われても、通勤・仕事・帰宅の繰り返しの中にそんな余裕なんてありませんよね。
同僚が昇進した話を聞いたりして、うんざりすることもあると思います。
みたいな感じで書いていきます。
「これが煽り?」と思った方もいるかもしれません。
「煽り(あおり)」と聞くと、煽り運転とかの悪いイメージを持ちますよね。
PASONAの法則を作った神田さん自身は、気持ちに寄り添って、相手の感情を動かす的な意味で使ってました。
マイナスイメージが強い「煽り」という言葉のせいで、正確に伝わらない事が多いのですが、実際は「共感」に近いのです。
PASONA(パソナ)の法則3:Solution(解決策)
相手の気持ちに共感することで、読者は「この文章を書いている人は、自分のことをわかってくれる」と感じます。
そのタイミングで、解決策を提示します。
ポイント
読書をして自己投資をしたい、けど時間がないという悩みを抱えるあなたに、ぴったりの解決方法があります。
それは、「速読スキル」です。
この本を書いているのは、速読日本一の〇〇さんです。
〇〇さんから速読をマスターした人は、「10分で1冊」読めるようになりました。
そのため、学習効率アップ。難関資格の〇〇を取得して、昇進する事ができたのです。
他にも、1万人以上が効果を実感しています。
こんな感じで、解決策を提示していきます。
ポイントとしては、証拠を散りばめることを意識した方がいいです。
・速読日本一(権威のある人)
・10分で1冊(実体験)
・1万人以上(再現性)
他にも、アンケートなども効果的です。
できる限り、信じてもらえるような客観的な証拠を入れこんでください。
PASONA(パソナ)の法則4:Narrow down(絞り込む)
解決策を伝えたことで、読者は「悩みを解決できるなら、その商品が欲しいな」と思い始めます。
ただし、まだちょっとだけその状態が欲しいという状態。
その時に、緊急性を使ってアプローチします。
ポイント
通常2000円のところ、期間限定で半額1000円で提供します。
ただし、先着100名様に限定します。定員に達し次第、期間中であってもキャンペーンが終了することもございますのでご注意ください。
今すぐに行動しないと、損をするかも、、、
相手に対して、このように感じてもらうためには、緊急性が効果バツグンです。
人間が、限定セールとかに弱いのは、周知の事実。
相手が商品を欲しがる工夫として、緊急性を出しましょう。
ただし、注意して欲しいのが嘘をつかないことです。
限定100名と言っているのに、実は1000人に同じ値段で売っていたということでは、相手を騙していることになります。
詐欺になるようなことは絶対にしてはいけません。
PASONA(パソナ)の法則5:Action(行動)
最後には、商品・サービスを購入するように促します。
ポイント
先着100名様の限定価格で購入される方は、こちらのボタンをクリックして、購入画面に進んでください。
わざわざ「買ってください」という必要があるのか?
と思う方もいるかもしれませんが、行動を促したところ、購入率が3倍になった例もあります。
なので、絶対に書くべきです。
これが、100億円以上を売り上げる、魔法の文章構成です。
PASONAの法則を作った神田さんが、具体的な事例をあげながら解説してくれている本がありますので、ぜひ読んでみることをオススメします。
新・PASONAの法則(新パソナの法則)とは?
PASONAの法則がたくさん使われるようになると、ある誤解が生まれました。
それが、PASONAの「A:agitation(煽り)」の部分です。
ちゃんと神田さんの本を読んだりして学んだ方なら、間違うはずがないのですが、「恐怖や不安を煽る」という違う解釈をする方も増えてきてしまったのです。
これを正すべく、神田さんが「新・PASONAの法則」を公開しました。
それを紹介しているのが、こちらの『稼ぐ言葉の法則ーー「新・PASONAの法則」と売れる公式41』です。
「PASONAの法則」から「新・PASONAの法則」で変わった点とは?
結論から言うと、本質は変わっていません。
PASONAの「A:agitation(煽り)」が間違って伝わっていることを、正すために言葉を変えたと言う感じです。
要素をさらに細かくしてくれた部分もあるので、簡単にご紹介します。
「新・PASONAの法則」の変更点を徹底解説
「新・PASONAの法則」の公式はこちら。
「新・PASONAの法則」
P:Problem(問題)
A:Affinity(親近感)←New!
S:Solution(解決策)
O:Offer(提案)←New!
N:Narrow down(絞り込む)
A:Action(行動)
新しくなった、2点だけ解説します。
「新・PASONAの法則」変更点1:Affinity(共感)
前の「Agitation:煽り」から、親近感を意味する「Affinity」へと変更になりました。
これは、PASONAの法則でも誤解されやすいだけで、元から「共感」をする事が目的でした。
なので、本質的な変更はありません。
「新・PASONAの法則」変更点:Offer(共感)
PASONAの法則では、「SO:solution」としてまとめられていましたが、それが2つに分かれました。
「S:solution」(解決策)「O:offer」(提案)
二つに分かれても、伝えることは本質的には変わっていません。
あえて分けるとしたら、
ポイント
「S:solution」(解決策)
→具体的な解決方法、客観的な証拠
「O:offer」(提案)
→価格、特典
と言う感じですね。
これは、インターネットの発達も大きく影響しています。
ネット広告が流行ってきて、誇張した表現が増えました。
例えば、「1日で5kg痩せる!」みたいな感じの広告です。
しかし、こんな簡単に痩せれるなら、病院とかでも勧めていそうですよね。
実際は、かなり誇張したものが多くて、騙されてしまった人が多いんです。
なので、ネット広告での規制が強まりました。
根拠となる科学的証拠などを、しっかりと記載しないと広告を出せなくなったのです。
時代が変わって、証拠を提示することの重要性が高まっています。
「新・PASONAの法則」は、本質を変えず、時代に合わせた形に変化した、という感じです。
PASONAの法則|まとめ
稼げるセールスレターの型として有名なのが、PASONAの法則(パソナの法則)です。
「新・PASONAの法則」
P:Problem(問題)
A:Affinity(親近感)←New!
S:Solution(解決策)
O:Offer(提案)←New!
N:Narrow down(絞り込む)
A:Action(行動)
コピーライターやセールスライターにはもちろんですが、ブログでアフィリエイトを書く時に使うこともできます。
有名ブロガー・ライターは必ずと言っていいほど、このPASONAの法則を使っているので、チェックしてみると実力をつける事ができます。
稼げる言葉がたくさん詰め込んである、『売れるコピーライティング単語帖 探しているフレーズが必ず見つかる言葉のアイデア2000』を手元に置きながら使うことをオススメします。
PASONAの法則の発案者である神田さんが、監修しているものなので、シナジー効果が高まります。
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