今回は、こんな悩みを解決していこうと思います。
SEO対策の基本は、2種類です。
- 内部SEO対策
- 外部SEO対策
2種類あるんですが、基本的には内部SEOがメインになります。
外部SEOは重要ですが、サイト運営側ができることは限られているのです。
それでは、SEO対策の基本である2種類と具体的な施策について、みていきましょう。
Contents
SEO対策の基本は2種類
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略です。
直訳すると、「検索エンジンの最適化」という意味になります。
SEO対策をするという意味は、Googleなどの検索エンジンで検索上位をするための施策をするということです。
検索上位をとっているサイトはクリックされやすいので、訪問してくれるユーザーの数が増えます。
商品を売っている会社なら、お客さんがたくさん来てくれるので、それだけ売り上げにつながりやすくなるのです。
逆に、検索上位を取れないと、売上を上げることは難しいです。
売上を増やすために必要な、SEO対策の基本は2つに分かれています。
- 内部SEO対策
- 外部SEO対策
それぞれ詳しく解説します。
SEO対策の基本①:内部SEO
内部SEOというのは、サイト内を改善することです。
お店で例えると、
- 品揃えをよくする
- 商品の質をよくする
- 配置を変更する
みたいに、お店の中をお客さんに使いやすくすることです。
次に紹介する外部SEOはできることが限られます。
なので、内部SEO対策をするのが基本です。
内部SEO対策①:コンテンツの最適化
コンテンツは、サイトで一番重要な要素。
お店でいう、商品です。
賞味期限切れが売られているスーパーには、行きたくありませんよね。
SEO対策でも、基本は同じです。
コンテンツの質を上げることが、SEO対策で最も重要なことです。
キーワード選定
キーワードというのは、検索エンジンで入力する言葉のことです。
この記事では、「SEO対策 基本」というキーワードで検索した人に向けて書いています。
キーワード選びを間違えると、検索上位は難しいです。
また、検索上位に上がっても、あなたが売りたい商品を買ってくれる可能性が低くなります。
例えば、大学生から20代の男性向けアパレルショップを経営しているとします。
お客さんに呼びたいのは、若者ですよね。
なのに、40代の男性が好みそうな洋服ばかりでは、買ってくれません。
また、20代が好きそうな服でも、数十万円もするような服は、大学生には手を出しづらいです。
キーワード選定も、これと同じです。
自分の伝えたい情報や、売りたい商品を届けたい人が検索するキーワードを探すことが重要です。
ニーズの調査
キーワードが決まったら、ニーズを調査します。
ユーザーがどんな情報を欲しがっているのか分からないと、的外れなことを書いてしまいます。
内部SEO対策では、ニーズを捉えることが重要です。
ニーズには、2種類あります。
- 顕在ニーズ
- 潜在ニーズ
顕在ニーズは、すでにユーザーが自分で欲しいと思っていることです。
例えば、「大学生 ブランド おすすめ」
というキーワードなら、大学生におすすめのブランドを知りたいという顕在ニーズがあります。
それに対して、潜在ニーズは、ユーザーも気づいていません。
「大学生 ブランド おすすめ」というキーワードで考えてみます。
なぜ、おすすめのブランドが欲しいんでしょうか?
仮説①:カッコよくなりたいから
じゃあ、何でカッコよくなりたいの?
仮説②:好きな女子ができて、デートに行くことになったから。
この考えから導かれるのは、「女子からかっこいいと思われるブランド」ということになります。
潜在ニーズが捉えられていると、読者の満足度も上がります。
つまり、良質なコンテンツができるのです。
タイトルの最適化
タイトルの最適化は、検索上位に表示されるようなタイトルにすることです。
ポイントは2つです。
- キーワードを入れる
- 分かりやすく魅力的なタイトルにする
キーワードを入れるのは、そのままの意味です。
選んだキーワードを入れるようにしましょう。
分かりやすく魅力的なタイトルは、先ほど考えたニーズを参考にするとカンタンです。
他のサイトが、
大学生にオススメのブランド10選!
のようなものばかりだとしたら、
女子ウケ抜群!大学生におすすめのブランド10選を紹介!
とかにすると、目を引くと思います。
タイトルに正解はないので、いくつか書いてみてそこからベストのものを選ぶようにしましょう。
見出しの最適化
タイトルの次は、見出しです。
見出しで意識するのは、2ポイント。
- キーワードを入れる(可能なら)
- 階層を意識する
タイトル同様に、キーワードを入れるようにしましょう。
ただし、タイトルよりは優先順位が低いです。
無理に入れて、変にならないようにしてください。
次に意識するのは、見出しの順番です。
サイトは、「HTML」というプログラミングで表示されます。
「HTML」には、見出しをつけるときのルールがあります。
例えば、
大学生におすすめのブランド
おすすめブランド①:〇〇
〇〇で人気のアイテム
みたいな場合には、上から順番に大きくしていきます。
ルールに従っておくと、Googleに評価してもらいやすくなります。
URLの最適化
URLは、自分で変えることができます。
ポイントは、日本語を入れないこと。
URLに日本語が入っていると、Googleがどんなページなのか理解しにくくなります。
なので、アルファベットを使って、適切な形にしておきましょう。
日本語が入っているURLは、他のページにコピペした時に、変な記号ばかりになるので見栄えも悪くなります!
内部SEO対策:サイト構造
ここからは、少し中・上級編になります。
エンジニアの方などなら、自分でできる部分ですが、知識がないと設定が難しいことがあります。
もし、ブロガーの方などで、プログラミングの知識がない方は、すでに対策してあるデザインを買ってしまうのがおすすめです。
自分でやるとなると、結構大変です。専門家の作ったデザインを使った方が、コスパは確実にいいです!
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内部リンク
内部リンクというのは、サイト内にある他のページにつなぐリンクのことです。
例えば、こんな感じのものです。
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内部リンクを適切に設置すると、サイトを循環しやすくなります。
スーパーでも、冬の時期は、お肉コーナーにキムチ鍋の素が置いてあったりしますよね。
冬の時期にお肉を買うということは、鍋をする可能性が高いということで、お店側が置いているわけです。
サイトでも同じで、このページを見たということは、他のページもオススメすると読んでくれることがあります。
Googleは、1つのサイトでユーザーが満足するのを評価します。
なので、内部リンクがあると、評価が上がりやすくなるのです。
パンくずリスト
この画像にあるのが、パンくずリストです。
リストの目的は、ユーザーにサイトのどこにいるのかを伝えることです。
また、GoogleのAIが迷わないようにするためのガイドでもあります。
あると間違いなくSEO対策になるのですが、設置が面倒なのがデメリットです。
表示スピードを上げる
クリックしてからサイトが表示されるまでの時間を、表示スピードと言います。
Googleのランキング基準にも採用されています。
また、表示スピードが遅いと、サイト訪問者が離脱しやすいというデータがあります。
サイトの表示までに3秒以上かかると、53%がブラウザバックしてしまいます。
具体的な施策としては、
- サイト自体を軽くする
- 画像を軽くする
という2つがあります。
画像については、無料で軽くすることのできるサービスを使えば解決します。
サイト自体を軽くするのは難しいので、知識がない方は対策のしてあるデザインを導入するのがオススメです。
SEOの基本②:外部SEO対策
外部SEO対策というのは、他のサイトで紹介してもらうことです。
紹介してもらうと言っても、レビュー記事などに限りません。
例えば、Googleの理想の検索エンジンは、
「完璧な検索エンジンとは、ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致する答えを返すものである」
というように、Googleのページを引用しました。
これも、Googleに対するリンクです。
引用されたサイトには、被リンクがあるといわれます。
なぜ、被リンクがあるとSEO対策になるのでしょうか?
それは、人に紹介されるくらい良いサイトだからです。
友達に美味しいラーメン屋さんを紹介するとき、あなたが一番好きな店を紹介しますよね。
紹介するサイトも同じで、役に立つ情報が載っているから引用するわけです。
他の人に紹介したくなるくらい、ユーザーのニーズに応えているということなので、Googleからも評価されます。
また、GoogleのAIも、相手のサイトを訪問したときに、そのリンクから自分のサイトに来ます。
自分のサイトに対する入り口が増えるので、見つけてもらいやすくなるのです。
良いことばかりの外部SEO対策ですが、できることは限られています。
なぜなら、自分ではどうにもすることができないからです。
できることは、良質なコンテンツを作ること。
あとは、認知度を上げてリンクを貼ってもらうために、SNSなどを活用することです。
SEO対策の基本:番外編〜やってはいけないこと〜
SEO対策では、やってはいけない方法があります。
- お金で被リンクを買う
- キーワードを異常に入れる
- 自分でサイトを作って被リンクにする
などは、行うとGoogleからペナルティをもらいます。
ペナルティをもらうと、検索上位に表示されなくなるなどするので、絶対にやらないようにしましょう。
普通に良いコンテンツを作っていれば、自然とSEOは上がります。
ずるをしても基本的には、バレて結果SEOがうまくいかなくなるので、正攻法で攻めるようにしましょう。
SEO対策の基本:まとめ
SEO対策の基本は、内部SEO対策です。
特に、良質なコンテンツ作りこそ、基本でありながら最も重要なSEO対策です。
ただし、
- パンくずリスト
- サイト表示スピード
などは、知識がない人には対策するのが難しいものもあります。
そんな時は、SEO対策がすでにしてあるテーマを導入するのがオススメです。
WordPressなら、オススメのテーマをまとめていますので、参考にしてみてください。