大学受験

【すぐ使える!】共通テストの追い込みに有効な唯一の勉強法とは?

2021年、あなたの抱負は何でしょうか?

この記事を読んでいる受験生の方であれば、「志望校に合格する」ことでしょう。

そして、多くの受験生にとって最初の試験となるのが共通テスト。

昨年までのセンター試験に代わる新たなテストであり、これまで様々な情報が錯綜し、対策に苦労されている方も多いと思います。

その対策をする中で、

・個別試験は解けるようになってきているのに、共通テストでは点数が低い。

・共通テスト利用などのために、共通テストで点数をとっておきたい。

という悩みや願望を持っている方も多いと思います。

私はセンター試験を受験しましたが、対策には多くの時間と労力を費やし、点数を上げるのにとても苦労しました。

しかし、今振り返ると、ある1つのポイントにもっと早く気づいていれば、もっと楽に高得点が取れたなぁと思っています。

そして、塾講師として共通テストの対策に携わる中で、そのポイントは共通テストでも非常に重要になると感じています。

この記事では、そのポイントを解説しつつ、最後の追い込みに有効な勉強法を紹介します。

1.共通テストに潜む「魔物」とは?

共通テストで点数が取れない理由は何でしょうか?

ただ単に必要な知識がインプット出来ていない、ケアレスミスが多い、問題を解く量が少なすぎる、などの理由が考えられます。

しかし、多くの受験生に当てはまる理由といえば、「時間が足りない」からだと思います。

これは、従来のセンター試験でも多くの受験生を悩ませてきたのですが、共通テストになっても悩みの種となっているようです。

例えば、共通テストの英語(リーディング)科目では、全問題が読解問題になっており、解答にかかる時間は増えています。

しかし、試験時間は、従来通りの80分であるため、1問あたりにかけられる時間はセンター試験より短くなったといえるでしょう。

つまり、共通テストで高得点を取るためには、「短時間で高得点」がカギとなり、問題だけでなく時間とも戦わねばなりません。

この「時間との闘い」が、共通テストに潜む「魔物」であり、共通テストで高得点を取るには、タイムキープが勉強法のカギとなります。

2.共通テストの「魔物」に有効な勉強法って?

では、タイムキープを重視して対策をしましょう。といっても、具体的にはどうすればいいのか分からない方も多いと思います。

そこで、私が受験生・塾講師の経験を通して有効と考える勉強法を紹介します。

3つのポイントに気を付けて勉強法を実践してみてください。

2-1.事前に時間配分を決めておく。

まず、問題を解く前に時間配分を必ず決めておいてください。

これを決めずに解き始めると、時間がどこでどれくらいかかっているのかが把握できず、タイムキープすら出来ません。

一方で、あなたにとって最適な時間配分は、最初から設定できるわけではないので、均等に時間をかけるなど大まかな時間設定から始めましょう。

そして、忘れていけないのが、見直しの時間を必ず確保した設定にすることです。

見直しは共通テスト本番ですればいいやという考えで、普段は時間いっぱいまで解答する受験生を多く見かけます。

しかし、見直しも時間内にしないといけない以上、共通テスト本番で見直しまですると解答時間が普段より短くなります。

そうすると、多くの場合、時間がなくて焦ったり、何とか間に合わせようと解き方をその場で変えたりします。

そして、正確さを欠いたり、マークミスを多発したりして、普段の点数より大きく点数を落とした結果しか得られなくなります。

このような悲劇を防ぐために、あらかじめ見直しする時間を確保した設定にしておく必要があるのです。

見直しといっても、メインはマークミスがないかをチェックするための時間なので、3~5分あれば十分足りるでしょう。

やってみると分かりますが、意外と3~5分は削ろうと思えば削ることができます。

どうしても、その時間すら削れないならば、まずはどれだけ時間がかかっているのか共通テストを解いて記録するのもいいでしょう。

ただし、この時期で悠長に記録して設定する余裕はないので、無理やり3分短く設定してから解き慣れるべきです。

2-2.解いている最中に時間を記録する。

設定が終わったら、次は実際に解いてみましょう。

ここで気を付けてほしいのが、時間を記録するのを忘れないことです。

自分がどこの問題でどれだけ時間がかかっているのかと、設定どおりに解けているのかを記録で把握します。

といっても、小問ごとに記録したり、1問解き終わるごとに中断して記録する必要はありません。

大問が1つ終わって次の大問を解き始める前に、時計を確認して、問題用紙などに時刻をさっと書き込めばOKです。

このとき、その大問を解き終わる設定時刻も書いておけば、より正確にチェックができるようになります。

慣れてくれば、わざわざ書かずにこまめに確認するのでもOKです。

私は、大問を解く前に時計を見て終了予定時刻を確認してから、問題を解きつつチラチラ時計を見て時間を測っていました。

なお、試験本番では腕時計を持ち込んで時間を確認することになるため、普段から腕時計を使って時間を測る癖をつけておきましょう。

腕時計は受験生の必須アイテムです。

2-3.細かく調整する。

解き終わったあとは、設定と記録を見直して時間配分を調整します。

ここでのポイントは、1分単位で調整をすることです。

先ほど述べたように、タイムキープが勉強法の中で重要であり、最適な配分はいきなりできるものではありません。

そうであれば、出来る限り細かく調整して最適な配分を見つけつつ、どんな状況でもタイムキープできる配分にすべきなのです。

そこで、1分ごとの調整であれば、かなり細かく調整できる一方で、焦っていても比較的簡単にタイムキープ出来るはずです。

これらの流れを踏まえて、英語を例に、実際に私がセンター試験対策でやっていた勉強法を概説すると、

問題を解く前に、

発音アクセント(4分)→文法(13分)→誤文排除(6分)→やり取り(10分)→グラフ系(15分)→長文1(12分)→長文2(15分)→見直し(5分)

で解くと決める。

解答中は、大問を解き始める前に、その大問の終了時刻を時計で確認し、解きながら時計をこまめに確認してタイムキープする。

解答終了後、設定と記録を見直して、

・もう少し長文2に時間をかければ、+6点できる

・文法はあと2分削っても、85%以上は正解できる など

といった視点から、1分単位で調整する。

具体的には、

発音アクセント(3分)→文法(11分)→誤文排除(6分)→やり取り(9分)→グラフ系(15分)→長文1(13分)→長文2(18分)→見直し(5分)

に調整して、今度はこの設定で解く。

この①~③の流れを繰り返した結果、センター試験本番で、英語の筆記を98%得点することができました。

共通テストは形式が変わるため、異なる部分もありますが、勉強法の概要は共通テストでも同じはずなので、参考にしてみてください。

3.時間がないからこそ、「時間」にこだわれ!

ここまで、共通テスト特有のポイントを解説しつつ、有効な勉強法について解説してきました。

あと約2週間となり、あまり多くのことは対策できないと思いますし、これを読んでいる方によっても、対策すべきことは違うはずです。

しかし、タイムキープすることは、理系文系問わず、共通テストを攻略するには必要不可欠です。

そして、タイムキープする勉強法は、今からはじめても共通テスト本番までに、ある程度の結果をもたらしてくれるはずです。

初めて行われる共通テストに不安があるとは思いますが、そこでいい結果を出せば、その後の試験に弾みをつけられるでしょう。

そのような未来を実現できるよう、記事を通して少しでもあなたの役に立ちたい。

これが2021年、私の抱負です。

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