今回は、こんな疑問に答えていきたいと思います。
結論から言うと、altはSEOに効果があります。
altは画像の代替テキストのことで、ユーザーニーズを満たすための役割を持っています。
SEOに効果があるのに、知っている人は少ないため、やるだけで差をつけることができます。
しかも、2〜3分作業が増えるだけなので、やらないと損です。
それでは、altとSEOについて見ていきましょう!
- altとは何か
- altを使うことで起きるSEOへのメリット
- 適切な記入方法
Contents
SEOに関係するaltとは?
alt属性というのは、画像の代わりになるテキストのことです。
Alternative(代替の)という略から来ています。
これを設定することで、SEOで良い結果を残すことができるようになります。
なぜ、altがSEOに関係してくるのかは、やはりGoogleの理念である、ユーザーニーズを満たすためです。
altの設定方法は、後で詳しく説明します!
画像の代わりに表示されるテキスト
alt属性が設定されていると、うまく画像が読み込めなかったときにテキストが表示されます。
画像があると、ユーザーにとっても文章の理解が進みます。
読み上げ機能で読まれるテキスト
altタグは、読み上げ機能を使った時に、画像の説明文として使われます。
あまり読み上げを使うことはないかも知れません。
しかし、目の不自由な方にとっては、かなり嬉しいものなのです。
なぜなら、画像があっても見ることができません。
ただ、画像の代替テキストがあれば、「〇〇の画像」みたいに読んでくれます。
すると、目の不自由な方でも、画像をイメージすることができるんです。
SEOに効果があるからという理由だけでなく、ユーザーのことを思いalt属性を追加するようにしましょう。
alt属性のSEOに対するメリット
次は、alt属性の具体的なSEOへの効果を紹介します。
SEOへのメリットとしては、3つあります。
- 検索エンジンが理解する
- 画像検索
- キーワードが増える
alt属性のSEOに対する3つのメリットをご紹介します。
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altでSEO対策①:検索エンジンにどんな画像なのかを伝える
検索エンジンは、AIによってどんなことが書かれているのかを読み取ります。
文章なら、すぐにわかるんですが、画像だと何なのかはよくわかりません。
なので、検索エンジンに対して、これは「〇〇」の画像です。
というように、教えてあげると、AIもきちんと認識してくれます。
そして、画像の代替テキストであるaltに、狙ったキーワードがあると、SEOにも効果があるのです。
画像にもそのキーワードが含まれているので、検索エンジンも評価しやすくなるのです。
SEO対策をするためには、GoogleのAIに正しく読み取ってもらう必要があるので、altを入れておきましょう。
altでSEO対策②:キーワードが増える
altにキーワードを入れると、単純にページ内のキーワードが増えます。
文章としては表示されませんが、AIが読み取ってくれています。
キーワードを入れすぎて、読みにくい文章になるのを防いでくれるのです。
AIがどんどん進化してきたので、狙っているキーワードが少なくても検索上位にはなりやすくなりました。
しかし、まだやはりキーワード数が多い方が、SEOでは上がりやすくなります。
なので、おかしくない程度にキーワードをいれるのがSEO対策のコツ。
altなら、画像がうまく読み込めなかった時などにしか出てこないので、効率よくキーワードを入れることができるのです。
altでSEO対策③:画像検索でヒットする
直接的なSEO効果はありませんが、画像検索でヒットする可能性があります。
画像検索では、ページ内のaltに入っているワードがヒットします。
なので、SEOがうまくいっていなくても、画像でヒットして読者が増えることもあります。
なので、alt属性はできるだけ、記述するようにしましょう。
SEOに最適なaltの記入方法
altがSEOに効果的だということが分かったところで、具体的な記述方法について説明していきます。
SEOに最適なaltの記入するポイントは3つです。
- 画像の内容を説明する
- キーワードを大量に入れるのは禁止
- デザイン目的の画像にはつけない
難しくないので、安心してください。
それぞれを詳しくみていきましょう。
画像の内容を説明するテキストにする
altは画像の代替テキストなので、画像を説明します。
目的は、
- 画像を読み込めなかった時用
- 読み上げ機能
- 検索エンジンに画像を理解してもらう
ための3つだと思ってください。
例えば、この記事は、「alt SEO」というキーワードで書いています。
しかし、画像に、「ラーメン 東京」とかを入れたら、意味がわからないことになってしまいます。
SEO的にもよくないので、キーワードに関係する画像を入れるようにしましょう。
そして、画像の内容を適切に入れてください。
単語をひたすら入れるのは禁止
キーワードが増えると、SEO的に効果があるということを知って、無意味にキーワード増やそうとする人がいます。
altも、文章として出てこないので、たくさん入れてしまう人がいます。
しかし、最悪の場合ペナルティになります。
Google検索エンジンが出たころ、キーワードをたくさん入れると上位表示できるので、altタグにキーワードをたくさん入れる人が増えました。
例えば、
「SEO SEO対策 SEO初心者 SEO中級者 SEO苦手 SEOalt、、、」
みたいな感じで、狙っているキーワードをひたすら入れ込んでいたのです。
しかし、これは質の低いコンテンツです。
ユーザーの悩みを解決できないので、Googleは上位表示したくないのです。
なので、ペナルティの対象になることがあります。
必要最低限を記入するようにしましょう。
普通に書く分には、基本的に大丈夫なので安心してください!
デザインが目的の画像にはテキストを入れない
ただデザインするだけの目的で使っている画像には、altを設置する必要はありません。
特に意味のない画像ですし、なくても影響がありません。
そんな場合には、SEO対策のためでも、altを入れるのは控えるようにしましょう。
おまけ:WordPressでaltを入れるカンタンな方法
WordPressは、HTMLの知識がなくても使えます。
なので、記入に仕方がわからない方もいると思います。
WordPressの場合は、
メディア→ライブラリ→画像を選ぶ
すると、このような画面が出てきます。
右にある、「代替テキスト」がaltの部分です。
ここに記入すれば、挿入した画像にaltが追加されて、簡単にSEO対策をすることができます。
altでSEO対策|まとめ
altを適切に入れると、SEO対策をすることができます。
altを記入する目的は、3つ。
- 画像を読み込めなかった時用
- 読み上げ機能
- 検索エンジンに画像を理解してもらう
ユーザーニーズを満たすことと、検索エンジンにきちんと理解してもらうのが目的です。
そして、SEOに効果的なaltの記入ポイントは3つ。
- 画像の内容を説明する
- キーワードを大量に入れるのは禁止
- デザイン目的の画像にはつけない
これらを意識して、SEO対策を成功させましょう。
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