年収1,000万以上のできるビジネスマンに対して、英語を使えるイメージがありませんか?
また、優秀な経営者ほど、英語をペラペラに話している姿をよく目にします。
しかし、優秀な人が英語を喋れるのではなく、
英語を喋れる人が、優秀になり、年収が高くなるのではないでしょうか?
最近、学び直しの「リカレント教育」で英語を学び直している人が、有名企業に転職を成功して、キャリアアップをしています。
リカレント教育で英語を学び直すメリット、デメリットを知って、あなたの理想的な将来設計をするのに役立ててみてください。
Contents
1リカレント教育とは?
リカレント教育とは、スウェーデンの経済学者ゴスタ・レーンが提唱した考え方です。
簡単に言えば、
社会人になっても学び続けて、常に最先端の知識をインプットしよう。そうすれば、ずっと働き続けられるし、社会に貢献できるよね。
ということです。
世界ではすでにスタンダードな考えになっていて、日本でも積極的に取り入れようとする動きになってきています。
リカレント教育の代表的なメリットとして、「年収アップ」があります。
専門的な知識をつけることで、市場価値が高まるので、会社から求められる人材になるので収入が上がるのです。
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2リカレント教育で英語を学ぶメリットとは?
リカレント教育のメリットとして、「年収アップ」があることはお伝えしました。
それでは、リカレント教育で「英語」を学び直したいという場合、どんなメリットがあるのでしょうか?
様々なメリットが考えられますが、その中から特に知っておきたいメリットを3つご紹介します。
リカレント教育で英語を学ぶメリット①:転職活動で有利
英語を学び直すメリットとして、「転職をしやすくなる」というメリットがあります。
ご存知の通り、日本でもグローバル化が進んでいて、楽天などでは社内の公用語を英語にしている企業も出てきています。
つまり、ビジネスの場面で英語を使えるというのは、それだけで会社が欲しい人材になるということなのです。
それでは、「ビジネスで使える」レベルの英語というのは、どのくらいなのでしょうか?
TOEICを基準にして考えると、
日本企業:「700点」
外資系:「800点」
このレベルにいる人が、「ビジネスで使える」英語だと考えられています。
転職をしたいけど、何もアピールポイントがないと悩んでいる方は、TOEICで700点を目指してみるのも一つの選択肢。
すでに、TOEICで700点とか800点持っているなら、それはすでにあなたのアピールポイントです。
転職活動を有利に進めることができます。
リカレント教育で英語を学ぶメリット②:年収アップ
続いて、リカレント教育で英語を学ぶメリットは、「年収アップ」です。
すでにお伝えした「転職活動に有利」という点と、少し被りますが、英語ができるというのは、会社から求められる人材です。
会社から求められるということは、あなたにしかできない仕事があるということなので、高い給料を出してでもいてほしいと会社が思っていること。
交渉次第では、年収アップも目指せます。
もし、今いる会社では英語力をキャリアアップの要件として認めてもらえないなら、転職をするということもできます。
ちなみに、英語ができる方が年収が高いというデータもあります。
引用元:スコアが高いほど、年収は高い?!TOEIC®テスト スコア別平均年収
TOEICスコアなしと、700点以上という方の場合、100万円程度の差があることがわかります。
リカレント教育で英語を学ぶメリット③:海外旅行が楽しめる
コロナが流行っているので、海外旅行は少しいくのが難しいですが、将来的にはまた海外旅行に行けるようになるでしょう。
まして、人生100年時代といわれる現代において、これからできることの選択肢が増えれば、充実した生活を送れるのは間違いないでしょう。
英語ができなくても海外旅行は楽しめますが、できれば普通の人ではできない体験ができます。
現地の人とコミュニケーションができれば、地元の人しか知らないガイドブックには載っていないお店などにも行けます。
また、バーで知り合った常連さんと、英語で語り合うことだってできます。
ここまで出なくても、単純に空港での入国審査などで困ったり、道が分からなくて困ったりするということがなくなります。
人生100年時代をさらに充実させるための、一つの手段としても英語を学び直すことはおすすめです。
3リカレント教育で英語を学ぶデメリットとは?
リカレント教育で英語を学び直すメリットがあれば、もちろんデメリットも存在します。
デメリットも知った上で、リカレント教育で英語を学び直すか決めてみてください。
リカレント教育で英語を学ぶデメリット①:将来的に英語は必要なくなるかも
そもそも、英語が必要なくなる時が来るかもしれません。
理由は、AI翻訳の進化です。
現在でも、Google翻訳など、かなりの精度で翻訳をすることができます。
音声入力で翻訳をすることができるようにもなっています。
カンペキとは言えませんが、普通に使うくらいなら何も困りません。
専門家でもいつまでにカンペキなAI翻訳ができるかはわかっていませんが、もっとAIに多くのデータを学ばせれば、不可能ではないとも言われています。
つまり、英語を使った仕事は将来的になくなってしまう可能性もゼロではないのです。
じゃあ、リカレント教育でわざわざ英語を勉強する必要がないのでは?
と言う意見もありますが、それは間違っています。
英語を使った仕事がなくなる可能性はありますが、それはどの職業でも同じです。
さらに、もしAIが英語の仕事をなくすとしても、それはかなり後の話です。
むしろ、データを入力したりする事務作業のような仕事などの方が、確実に早くなくなるということは言うまでもありません。
なので、英語を使う仕事がなくなるときは、他の職業もほとんどなくなる時です。
そんな社会なんて、大学教授や経営者でも予測できないのですから、まずは英語を学んで今の年収を上げて、その時に備える方が賢いでしょう。
リカレント教育で英語を学ぶデメリット②:結果が出るまでに時間がかかる
わかりきったことですが、英語をマスターするには時間がかかります。
具体的に言えば、TOEICで600点を取ろうとすると、基礎を習得していても400時間くらいの勉強が必要だといわれています。
400時間というと、毎日10時間勉強しても、1ヶ月半くらいはかかるわけです。
毎日10時間なんて、普段の仕事をして、家事をしてなど、していたら取れるはずがありません。
平日に2時間、土日で5時間ずつ取ると、1週間で20時間の学習です。
こうすると、4〜5ヶ月で600点は取ることができます。
時間がかかると思うかもしれませんが、英語は比較的コスパがいい方のスキルだと思います。
理由としては、TOEICなどの試験が豊富なので、自分のレベルを測りやすいからです。
最近人気の、ライティングスキルなどは、テストなどがないので自分のレベルは分かりません。
自分でビジネスを持っていれば、結果として分かりますが、そうでない場合はモチベーションが続かない人がほとんど。
そのような点からも、時間がかかってしまっても、英語はコスパがいいと思います。
4まとめ
リカレント教育で英語を学びすべきメリットについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
英語を学び直すメリットは、
ポイント
- 転職活動で有利
- 年収アップ
- 海外旅行が楽しめる
と言う点をお伝えしました。
デメリットを踏まえても、英語を学び直すのは「人生100年時代」を生き抜くスキルとして、英語はベストな選択肢だと思います。
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