今回はこんな疑問に答えていきます。
ロングテールキーワードとは、単語をいくつか組み合わせたキーワードです。
ポイント
英会話 オススメ
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そして、ロングテールキーワードを狙った記事を量産することこそが、SEO対策の基本であり、効果的な方法です。
将来的には、検索ボリュームが1万以上のビッグワードでの上位表示も狙うことができます。
具体的には、どんな施策をしていけ効率よく検索順位を上げられるのかも解説していきます。
ポイント
- ロングテールキーワードとは
- ロングテールSEO
- サイト設計の方法
- メリット、デメリット
Contents
ロングテールキーワードとは?
ロングテールキーワードとは、キーワードをいくつか組み合わせたワードのことです。
例えば、
- 英会話 おすすめ
- 英会話 おすすめ 東京
- 英会話 人気
このような単語のことを、ロングテールキーワードと言います。
ニッチキーワードと呼ばれることもあります。
ニッチと呼ばれるだけあって、検索をする人は少なめです。
また、ロングテールキーワードは、基本的にビッグキーワードとの組み合わせです。
- 英会話(ビッグ)×おすすめ
- プログラミングスクール(ビッグ)×人気
ビッグキーワード
ビッグキーワードというのは、検索ボリュームが大きいものです。
基本的には、検索ボリュームが10,000以上のものです。
例えば、ビッグワードはこんな感じです。
ポイント
- 英会話:49,500
- プログラミングスクール:14,800
- プロテイン:201,000
検索数がかなり多いので、競合サイトがたくさんいます。
SEO対策をしても、なかなか上位表示するのは難しいです。
その分、上位表示できればかなりのPV数を獲得することができるという、メリットがあります。
ミドルキーワード
検索ボリュームが、1000〜1万のキーワードを、ミドルキーワードと呼びます。
ポイント
- 英会話 スクール:4,400
- プログラミングスクール 無料:1,300
- プロテイン おすすめ 女性:6,600
ビッグワードよりは、検索数は落ちますが、競合サイトが強いことが多いです。
SEO対策をかなり頑張れば、ミドルキーワードで上位を狙うことはできます。
スモールキーワード
検索ボリュームが少ないものを、スモールキーワードと言います。
検索ボリュームが、100~1000回を指します。
ポイント
- 英会話 オンライン おすすめ:590
- プログラミングスクール 就職:480
- プロテイン おすすめ 味:590
スモールワードは、検索数が少ないので、競合サイトが弱いことも多いです。
SEO対策をして、競合サイトが弱いキーワードなら、すぐにでも検索順位を上げることができます。
狙うべきは「スモール×ロングテールキーワード」
ロングテールキーワードは、複数の単語を組み合わせたキーワードのことです。
しかし、ほとんどの人はこう思っています。
本来は違う意味なのですが、同じものだと考えている人が多いです。
理由は、ロングテールキーワードの検索ボリュームが、100〜1000であることが多いからです。
先程の例を見ると、
ポイント
- 英会話 オンライン おすすめ:590
- プログラミングスクール 就職:480
- プロテイン おすすめ 味:590
どれも、3単語の組み合わせのロングテールです。
しかし、ロングテールキーワードでも、検索ボリュームが多いものはたくさんあります。
例えば、プロテイン系ならこんな感じです。
ポイント
- プロテイン おすすめ:90,500
- プロテイン ダイエット:60,500
- プロテイン ダイエット 男:6,600
複数の単語を使っているロングテールでも、ビックキーワードになることもあります。
なので、SEO対策でロングテールを狙うのは良いことですが、検索ボリュームが大きいものは狙うべきではありません。
そして、狙うべきなのは、「スモール×ロングテールキーワード」です。
ロングテールSEOとは?
名前の通り、ロングテールキーワードでSEO対策をしていくことを、ロングテールSEOと呼びます。
ブログ初心者や、サイト運営の初期は、ロングテールSEOを狙っていくのがおすすめです。
理由は、初心者でも戦えますし、コツコツと続ければ、ビックキーワードでの上位表示もできるようになるからです。
そして、ロングテールSEO対策は、キーワード選定が命です。
どのキーワードを狙っていくべきかという、サイト設計の方法を解説します。
ロングテールキーワード選定方法
ロングテールキーワードでのSEO対策をしていくための、キーワード選定方法を解説していきます。
ロングテールSEOに必要な、キーワード選定に必要なのは4ステップ。
4ステップ
- ビッグキーワードを選定
- ビッグキーワード周辺のキーワードを探す
- 関連キーワードの検索ボリュームを調べる
- マインドマップにサイトツリーを作る
それぞれ解説していきます。
STEP1:ビッグキーワードを選定
まずは、最終的にブログやサイトで狙いたい、ビッグキーワードを決めていきます。
狙うビッグワードは、サイトやブログのジャンルによるので、自分が狙いたいキーワードを選定してください。
今回は、「英会話」というビッグキーワードを狙うための、サイト設計を具体的に解説していこうと思います。
ポイント
検索ボリューム:49,500
このキーワードで上位表示できれば、かなりのユーザーを集客できます。
英会話のサービスを実施している会社なら、これだけで申し込み件数が10倍になってもおかしくはありません。
STEP2:ビッグワード周辺のキーワードを探す
ビッグワード周辺のキーワードを探していきます。
周辺キーワードとは、ロングテールキーワードのことです。
ロングテールキーワードの探し方は、「ラッコキーワード」という無料ツールを使います。
この画面にきたら、記入欄に調べたいキーワードを入れます。
今回は、「英会話」と入力していきます。
キーワードを入力したら、「Enterキー」か横の「虫眼鏡マーク」をクリックします。
すると、ロングテールキーワードの候補を、大量に出してくれます。
この中から、必要そうなキーワードを抽出していきます。
必要なロングテールキーワードの基準は、「ビッグキーワードの記事から内部リンクでつなげられるか」という視点が重要です。
内部リンクを貼ることで、サイト内の他の記事も読んでもらえます。
さらに内部リンク対策をすると、Googleからも見つけてもらいやすくなるので、めちゃくちゃ重要です。
ビッグキーワードの記事に繋がりやすいキーワードを抽出していきます。
「英会話」の場合だと、以下のようなものは大事です。
- 英会話 おすすめ
- 英会話 大人
- 英会話 オンライン
- 英会話 ビジネス
- 英会話 初心者
これらのロングテールキーワードたちは、内部リンクからも繋げやすいので、記事を作っていくべきです。
また、「ロングテールキーワードは、いくつくらい必要?」という疑問を持つかもしれません。
結論は、キーワードによります。
「英会話」などは、競合サイトがかなり強いです。
少なく見ても、数十個のロングテールキーワードは必要です。
競合サイトが弱ければ、10個くらいでも大丈夫の時もあります。
STEP3:関連キーワードの検索ボリュームを調べる
抽出したロングテールキーワードの検索ボリュームを調べます。
理由は、スモールワードかどうかを判断するためです。
先ほど詳しく解説したので、カンタンに復習しましょう。
- ロングテールキーワード:複数の単語からできている
- スモールワード:検索ボリュームが100〜1,000
ロングテールでも、ビッグワードもあります。
ロングテールキーワードの中でも、スモールワードを中心に狙っていくことが重要です。
なぜなら、競合が少ないので、上位表示しやすいからです。
検索ボリュームを調べるには、「Uber Suggest」を使います。
検索ボリュームを調べたいキーワードを入力します。
検索をクリックすると、以下のように検索ボリュームがわかります。
上位表示されるページが増えると、ドメイン自体が強くなるので、他のキーワードでも効果が出るようになります。
STEP4:マインドマップにサイトツリーを作る
マインドマップを使って、サイトツリーを作っておきましょう。
目にみえるようにしておくと、サイトの構造がわかりやすいからです。
また、どの記事から内部リンクを貼れば良いのかチェックする時にも使えます。
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ロングテールキーワード選定後はひたすら記事作成
ここまででキーワード選定を終了しました。
あとは、地道にコツコツ記事を作成していくだけです。
SEO対策の効果は、2ヶ月から遅いときでは半年・1年以上かかる場合もあります。
ポイント:ユーザーのニーズを深く知る
ロングテールキーワードに限りませんが、SEO対策のためには、ユーザーのニーズを知ることが重要です。
検索1ページ目の記事はチェックして、徹底的にリサーチをすることが重要です。
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ロングテールキーワードのメリット
ロングテールキーワードを狙うことのメリットを解説します。
メリットは4つです。
- 検索上位を取りやすい
- ドメインパワーが弱くても上位を取れる
- 収益につながりやすい
- ビッグワードの上位表示になる
それぞれ解説していきます。
検索上位を取りやすい
一つ目のメリットは、検索上位を取りやすいということです。
検索上位を取りやすい理由は2つです。
- 競合が弱い
- 記事数が少ない
ビッグワードやミドルワードは、すぐに結果を出すことはできません。
しかし、検索ボリュームの少ないロングテールを狙えば、サイト運営1ヶ月でも検索上位を取ることは可能です。
ドメインパワーが小さくても上位になる
ドメインパワーは0でも検索上位を取れます。
実際に僕自身が、ブログ1ヶ月目で、ドメインパワーが0でも5位をとることができました。
また、2ヶ月目でも新たに6位の記事を作ることに成功しています。
ビッグワードは大手企業や、凄腕ブロガーばかりなので、検索上位を取ることはできません。
なので、ドメインパワーを育てる意味でも、ロングテールSEOを意識しましょう。
収益につながりやすい
ロングテールキーワードは、収益につながりやすいです。
理由は、ユーザーの悩みが深いからです。
- 英会話
- 英会話 おすすめ
- 英会話 〇〇(サービス名)
- 英会話 〇〇(サービス名) 口コミ
この4つだったら、どれが一番悩みが深いでしょう。
もちろん、上から順番に悩みが強くなっていきます。
ただ英会話に興味のある人が、「英会話」と調べます。
サービス名まで検索すると、英会話を習うのは決定していて、良いサービかどうかを判断している段階です。
口コミまで調べると、受講したいけど、悪いウワサがないか心配な状態。
こんな感じで、ロングテールは、悩みが深いです。
つまり、その悩みを解決してあげれば、行動につながりやすいので、売り上げにつながりやすくなります。
ビッグワードの上位表示につながる
ロングテールSEOでも解説しましたが、ビッグワードの上位表示には、内部リンクがかなり重要です。
なので、最終的に検索上位にしたいビッグキーワードを上げるために、ロングテールキーワードの記事をたくさん用意する必要があります。
また、ロングテールの記事でも上位表示ができると、ドメインパワーに繋がります。
サイト全体のパワーを上昇させて、ビッグワードを表示させることもできるのです。
ロングテールキーワードのデメリット
メリットがあれば、もちろんデメリットがあります。
ロングテールのデメリットは2つです。
- 検索ボリュームが少ない
- 記事数を増やす必要がある
それぞれ解説します。
検索ボリュームが少ない
ロングテールキーワードは、スモールキーワードであることが多いです。
検索ボリュームが100〜1,000ということは、上位表示できても、万単位で増えたりすることはありません。
なので、ビッグワードに比べると、検索ボリュームは少なくなります。
ただし、ビッグワードは基本的に、最初のうちは上位表示をすることができません。
競合サイトがかなり強いですからね。
SEO対策をするなら、ロングテールキーワードを狙って、コツコツ対策を練っていくしかないのが現実です。
記事数を増やす必要がある
集客を増やすためには、記事数を増やさないといけません。
これもスモールワードであるが故の悩みです。
記事をコツコツ増やしていかないといけないので、自分でコンテンツづくりをしなければいけないブログなどはかなり大変です。
ですが、記事数を増やすことができれば、メリットもたくさんあります。
関連した内容のページがあれば、そっちのページも見てもらうことで、PV数を増やすことができるのです。
ロングテールキーワード|まとめ
ロングテールキーワードは、複数の単語を組み合わせたキーワードのことです。
ロングテールは、検索ボリュームが少なめの傾向があります。
なので、敬遠してしまう人が多いのですが、SEO対策においてはロングテールを狙う必要があります。
競合サイトが強すぎて、ビッグキーワードでの表示は難しいからです。
ですが、コツコツ記事を積み上げていれば、ドメインパワーも上がります。
内部リンクをたくさん繋ぐことができるので、長期的にはSEOを攻略できるようになります。
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